目次
資産形成の初期が難しい理由と、その突破口
資産形成の初期段階では、元手となる資産が少ないため、増やすペースが遅く感じられます。しかし、収入から支出を引いた黒字を積み重ねることで、資産は確実に増え、ペースも早くなり難易度はどんどん下がります。
資産形成の初期は、元手となる資産が少ないため運用によるリターンが小さく、モチベーションを維持するのが難しいことが多いです。
しかし、資産形成は複利や投資運用の力を後々大きく活用できるため、最初の「収支の黒字を生む仕組み作り」が鍵となります。
たとえば、毎月1万円を積み立てる場合、最初の1年間で得られるリターンは少額です。しかし、5年、10年と続けることで資産がまとまり、運用益の規模が増してきます。
ある程度の資産が貯まると、運用により収入が増えるので「収支の黒字」を達成することが簡単になり、資産形成のスピードが加速します。
資産形成の初期はコツコツと「収支の黒字」を生む習慣を作ることが重要です。習慣さえできていれば、時間が経つほどに難易度がどんどん下がるステージに移行します。
収支の黒字を積み重ねる仕組み作りのコツ
収支を黒字化するために、王道の方法はたった2つです。
当たり前のことを言っているようですが、この2つができて毎月の収支をプラスにするだけで時間をかければ誰でも経済的自立を達成することができます。
「誰でも」です。
収支の黒字が続けば、少額でも確実に資産を増やしていけます。さらに、「無理なく黒字を生む仕組み」を習慣化することができれば、心理的な負担も減ります。
支出を減らす仕組み
- 格安スマホの導入
- 保険の解約・見直し
- サブスクの整理
- 外食費のコントロール
収入を増やす仕組み
- 副業
- スキルアップ
- 転職
コレらは一例ですが、経済的自立を達成した「後」になったわたしでも、当然やっていることなので参考にしていただけると嬉しいです。
「収支を黒字化し、その分を資産運用に回す」仕組みを作ることで、少ない元手でも着実に資産形成を進められます。
資産形成の難易度が下がる「資産が資産を増やす」段階
資産が一定以上に増えると、運用益が収入を産んで生活を支え始め、資産形成の難易度が劇的に下がります。
(ただし、支出を増やさない、つまり生活レベルを上げないという条件が必要ですが…)
初期段階の資産形成は「収入-支出」の黒字がメインの推進力です。しかし、資産が成長することで、運用益が新たな資産形成のエンジンとして機能します。
たとえば、500万円の資産を年利5%で運用した場合、年間25万円の運用益が得られます。これは、毎月2万円を積み立てていた初期の努力に匹敵します。
この段階に達すると、労働以外からの収入も加わり、経済的自由に近づきます。資産形成は段階を経て楽になり、運用の力を活かすことで「お金が働いてくれる」状態を目指せます。
資産形成の難しさは最初だけ!しかも、やることはずっと同じ
資産形成の初期は元手が少なく難易度が高いですが、収支の黒字を積み重ねていけば必ず資産は増えます。
そして、家計の黒字化を継続して「生活費<資産からの収入」を達成したときが経済的自立、いわゆるFI (= Financial Independence)です。
資産形成をしたいのであれば、「収入-支出=黒字」を達成できる無理のない仕組み作りからスタートしましょう。
年利5%で運用できる資産「インデックス投資」については関連記事で解説しています。↓↓
当然、リスクもありますが勉強してリスクを受け入れる準備をすることが経済的自立への第一歩です。リスクを受け入れずに経済的自立を達成することはほぼ不可能です。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。
ぜひ、ブログを読んでみてください。気付かずにはまっているお金の落とし穴を回避できるかもしれませんよ。
※保険や投資の方針については、当ブログの著者の見解を記事にしています。保険や投資について絶対の正解はありません。保険・投資の最終判断についてはご自身で記事の内容を解釈の上、自己判断・自己責任でよろしくお願いします。当ブログでは最終的な責任は負いかねます。
ご意見・ご感想がありましたらぜひ、コメント欄によろしくお願いします。楽しみにしております。↓↓↓