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コストも複利で増える。それも確実に…長期投資のコストを改めて考える。

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インデックス投資に関連する書籍は、わたしも今まで何冊か読んできました。

代表的なところで「ウォール街のランダムウォーカー」、「敗者のゲーム」、「ほったらかし投資術」といったメジャーどころの書籍は読んでいます。

ところで、いつか読もうかなと思って積読していた「インデックス投資は勝者のゲーム」ジョン・C ・ボーグル (バンガードグループの創業者)を先日読んで、コストについての記述が改めて興味深い内容だったので、勉強を兼ねて紹介します。

複利があるから、リターンは嬉しい、コストは悲しい

コストによって運用会社に持っていかれる金額は、期待する利益の半分以上にもなる

このグラフを見て分かるように💲10,000を市場リターンの7%で50年間運用すると💲294,600と約30倍に資産が増加するけれど、コスト2%のファンドで同じものに投資をすると資産の増加は💲114,700と約12倍程度にとどまるということがわかります。

💲294,600 – 💲 114,700 = 💲179,900

💲179,900は運用会社に持っていかれるということです。

コストがたった2%なのに、50年の運用期間では、得られるはずだった利益の半分以上が運用会社に持っていかれてしまうということです。

ほんのちょっとのコストなのに、長期になると莫大な金額を運用会社に取られてしまうということは知っておきたいですね。

だから、オルカンの信託報酬手数料 0.05775%というのはとんでもなく効率のいい投資信託であるということがよくわかります。

今後も、運用会社にお金を渡さないような低コストの長期投資を続けていきたいです。

「インデックス投資は勝者のゲーム」を読むことで、コストというパラメーターの問題点を再確認することができました。

何もしなくていいとはいえ、やっぱり自分が投資しているものについてのメリット・デメリットは常に確認していきたいですね。

改めて、愚直にインデックス投資をしている人にもオススメの一冊です。

以前に書いたオススメ記事です。

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タコサソ
2人子育てしながらでもお金持ちになれる方法や考え方を発信| 経済的に自立(Financial Independence)をしている大学病院の薄給勤務医| 投資歴10年、全世界株式インデックス投資歴もうすぐ5年| 社会保障・医療制度を熟知| 奨学金-600万円スタートから節約・投資・労働で資産を一気に増やす| お金の使い方は勉強中| タコサソは家族の名前の頭文字のアナグラム| 妻子LOVE