最近の金融市場の動向に注目が集まっています。米国株式市場では、S&P 500が4%、ナスダック総合指数が5.1%下落し、ダウ平均株価も3.6%の下落を記録しました。
日本市場も同様の傾向を示し、日経平均株価は5.8%、TOPIXは6.1%の下落となりました。さらに、為替市場では円高傾向が顕著になっています。
米ドルに対する円相場は、7月末には1ドル=153円台まで円高が進行しました。(※8月前半時点で146円台)この円高傾向は、日本の投資家にとって海外資産の円換算価値の低下をもたらしています。
インデックス投資の強み
このような市場環境下で、改めてインデックス投資の利点を再確認したいとおもいます。
- 分散投資効果: インデックスファンドは、市場全体に広く投資するため、個別銘柄のリスクを軽減できます。
- 長期的視点: 市場の短期的な変動に左右されず、長期的な成長を目指すことができます。
- 低コスト: 個別株の売買に比べて、取引コストを抑えられます。
- 心理的安定: 市場全体の動きに連動するため、個別銘柄の急落などによる心理的プレッシャーが軽減されます。
暴落時の対応
市場が大きく下落する局面でも、インデックス投資であれば冷静に対応できる可能性が高くなります。
株価が安くなったら買いやすくなるし、個別株よりも精神的に落ち着いて投資を継続できる。
どんな資産クラスにも短期的な暴落リスクはあります
長期的に勝ち目が高い資産クラスに投資をするのがいいでしょう。(オルカンやS&P500などの優良な指数に連動する株式など)
「円なんて持ってるやつは情弱〜」
こんな時期もあったくらいですから円でも暴落するし、どんな資産も常に安心とは言い切れません。
以下はインデックス投資のメリット解説
- 継続的な積立: 定期的な積立投資を続けることで、平均取得単価を下げる効果(ドルコスト平均法)が期待できます。
- 長期保有の意義: 歴史的に見ると、株式市場は長期的には上昇傾向にあります。一時的な下落を乗り越えて保有し続けることで、回復の機会を逃さずに済みます。
- 感情的な売却の回避: 個別銘柄と異なり、市場全体の動きに連動するため、パニック売りなどの感情的な判断を避けやすくなります。
まとめ
現在の市場環境は、短期的には不安を感じさせるかもしれません。しかし、インデックス投資の特性を理解し、長期的な視点を持つことで、このような局面を乗り越えやすくなるでしょう。
市場の変動は投資の一部であり、それを受け入れつつ、着実に資産形成を続けていくことが重要です。
投資には常にリスクが伴いますが、インデックス投資は、そのリスクを適切に管理しながら長期的な成長を目指す有効な手段の一つと言えるでしょう。
「市場に身を任せて、暴落も受け入れるけれど最終的には利益を目指す。」
インデックス投資家の基本姿勢を忘れないようにしましょう。
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