家族でサイコロを使ったすごろくゲームをする機会がありました。
ルールはとてもシンプルで、サイコロを振って出た目の数だけ進み、最初に100までたどり着いた人が勝ちです。
ゲームには戦略もテクニックもなく、ただ運次第。勝利のカギはサイコロの目、つまり純粋に運の要素です。
大人であるわたしたちは、このような運に頼ったゲームで勝っても負けても感情が大きく揺さぶられることはあまりありません。
喜びも悔しさも薄く、冷静に楽しんでいます。しかし、子どもたちは違います。勝てば喜び、負ければ悲しむ。彼らにとっては、勝敗が大きな感情の波を引き起こします。
なんでウチの子達はただのサイコロゲームで、そんなに盛り上がれるの…
わたしは、このシンプルなゲームは投資のようなものだと思いました。
投資も運の要素が強い
つまり、株価の動きは予測できないランダムな要素が多く、サイコロを振るように運に左右される部分が大きいということです。
わたしは、この理論に共感しており、投資の結果は運に大きく影響されると感じています。
たとえば、どんなに優れた分析をしても、予期せぬ市場の動きや突発的なニュースによって株価が変動することは避けられません。
これを完全にコントロールすることは不可能です。
だからこそ、運に一喜一憂するのはあまり意味がないと考えています。
大人がサイコロゲームで勝っても負けても冷静でいられるのと同じように、投資でも冷静でいられます。
変えられる要素に集中する
オルカンの期待リターンと期待リスクは、大体6%と20%程度とわたしは把握しています。(切り取る期間で変動するので大体これくらい)
確かに、投資は運の要素が大きいとはいえ、私たちには自分でコントロールできる部分があります。
たとえば、リスクを抑えるための分散投資や、長期的な視点を持つことで、リターンを最大化する戦略をとることができます。
ここに注力すれば、運に任せっきりだけではない投資が可能です。
サイコロゲームでも、途中でルールを工夫したり、戦略を立てたりすることはできますが、最終的にはサイコロの目次第で勝敗が決まります。
同様に、投資でもできる限りの工夫を凝らしつつ、運の影響を受ける部分は受け入れるしかありません。
運を楽しむ心も大切
とはいえ、子どもたちがサイコロゲームを純粋に楽しむように、投資においても「運」を楽しむ心を持つことは、悪いことではないと思います。
運に左右されることが分かっていれば、結果に対する過度な期待や失望を避けることができ、心の余裕を持って投資を続けられるからです。
私はこの考え方で投資を「楽しむ」ことができるようになりました。最終的には運の要素を受け入れることで、リラックスして取り組めるようになりました。
焦らず、運を受け入れて、少し余裕を持って臨むことで、きっとより良い結果が待っていることを期待しています。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。ぜひ、他の記事も読んでみてください。
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