投資って難しそうなことを分析しているよね
分析しても、当てられている人はほぼいません。
経済アナリストや投資インフルエンサーの経済予測の発信をちらほら見かけますよね。
でも、こういう発信は、ほとんどの場合は当たらないものなので、長期投資を継続する上で邪魔なものです。
さらにひどいことに、発信者が金儲けをするための誘導であることもしょっちゅうです。
情報商材を高値で売りつけるための発信だったりすることもあります。
簡単にこのような情報を信じると、お金持ちからは遠ざかってしまいます。
いい情報か、わるい情報かもわからないので長期投資を前提にするなら、そもそも聞かないことが正解だったりします。
多くの人が投資や為替の動きを予測しようとしますが、それが極めて困難であることは、多くの研究や経験が示しています。
株式投資や為替というのは「人の感情」も含めた未来予測のようなものだからです。
目次
なぜ予測は難しいのか?
株や為替の予測が難しい理由として、以下のようなものが挙げられます。
複雑な要因
市場は無数の要因によって影響を受けます。経済指標、政治情勢、自然災害、さらには投資家の心理まで、すべてが絡み合っています。
予測不可能な出来事
ブラックスワン(予測不可能な重大事象)の存在。例えば、コロナパンデミックのような予測不可能な出来事が市場を大きく動かすことがあります。
効率的市場仮説
この理論によれば、市場価格には既に利用可能なすべての情報が反映されているため、市場を出し抜くことは極めて困難です。
現代がどんな状況になっているかを10年前に予測できた人はいないんじゃないかと思います。
それどころか、今日のニュースすら予想できなかった人がほとんどではないでしょうか?
例えば、大きな地震が起こると株価も動きますよね。
つまり、株価を予測するということは地震の予測をするようなものです。
トヨタの株を買った直後にトヨタの工場の直下で大地震が起きて、株価が大暴落するかもしれませんよね。
この場合、地震が読めないと株価は読めないはずです。
地震が明日くるかどうかなんて、誰にもわかりません。
だからこそ、「株価や為替は読めない」ということを受け入れることが大切です。
「確実に当てられる人」は存在しない?
ここで考えてみましょう。もし本当に市場の動きを確実に予測できる人がいるとしたら、その人はどうするでしょうか?
「確実に当てられる人」の行動
- 最大限の資金を投入:借金をしてでも、可能な限り多額の資金を投入するはずです。
- 一度で十分:1回の大勝負で、生涯に必要な富を得ることができるはずです。
- 二度と投資しない:もう投資をする必要がなくなります。なぜなら、既に十分な富を得ているからです。
そんな人は見たことないですよね…
「確実に当てられる人は存在しない」という証拠になりませんか?
結局、全世界株式インデックスファンドで十分
わたしがオススメしているのは資本主義は将来成長する「はず」ということに賭けた、長期の全世界株式インデックス投資だけです。
「米国」が成長するということだって読むことは本来難しいことです。
だから、わたしは資本主義の成長だけに賭ける「全世界株式」のインデックス投資をオススメします。
参考にわたしのポートフォリオを紹介します。
投資の世界に「確実」はありません。
しかし、この曖昧さを受け入れて戦略を立てることこそが、投資の成功への近道だと思います。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。ぜひ、ブログを読んでみてください。もっと楽に生きられる方法を見つけられるかもしれませんよ。
※保険や投資の方針については、当ブログの著者の見解を記事にしています。保険や投資について絶対の正解はありません。保険・投資の最終判断についてはご自身で記事の内容を解釈の上、自己判断・自己責任でよろしくお願いします。当ブログでは最終的な責任は負いかねます。
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