高齢者の定義年齢を引き上げる議論が進んでいます。
https://www.47news.jp/relation/2024082004
私はこの提案に賛成です。
年金制度は老齢、障害、遺族年金の3本柱で構成されており、いずれも本来は働けなくなったときのリスクに備えるためのものです。しかし、現代の社会状況を考えると、年齢だけで年金を受け取ることが社会保障の本来の目的から逸脱していると感じます。
年金制度の本来の目的
年金制度は、働けなくなったときの生活を支えるためのものです。
過去には60歳から老齢年金を受け取ることができましたが、現在では65歳に引き上げられています。これは、高齢者の健康状態や医療、衛生面が改善され、働ける年齢が延びているというのが一つの要因です。「年をとる = 働けない」の構図が成り立たなくなってきているということです。
高齢者の健康寿命が延びる中で、年齢だけで年金を受け取ることは、リスクに備える社会保障というよりも、「既得権益」のようなものになってしまう危険があるのではないかと思います。
社会保障の持続可能性
年金受給者が増える一方で、支える現役世代が減少しているため、年金制度の持続可能性が懸念されています。年金支給を遅らせることは、財政的な負担を軽減する一つの方法です。
高齢者の定義年齢を引き上げることで、年金制度の安定性を高めることが期待されます。
「働くことっていいこと」と年をとっても思いたい
年金をもらえずに「死ぬまで働かされる」という意見がこの記事の中では紹介されています。働くことはお金を稼ぐための不幸なこととしか思えない人にはこのような意見が優位になってしまうのだと思います。
仕事の本来の意味である
「誰かのできないことを代わりにして、誰かを幸せにする」って、自分も幸せなことだと思うんですよね。
わたしはそんな仕事をいつまでもできるように努力していきたいと思います。
年をとって、誰からも必要とされなくなるってとても辛いことだと思います。働くことで誰かの役に立ち、誰かの幸せに貢献できればお金よりも大切なものが得られると思います。
そのとき、お金はただの潤滑油として機能していれば、それでいいんじゃないかと思います。それに年をとったら大してお金が必要ないことは多くのデータで示されています。
まとめ
現代の社会において、年齢だけで年金を受け取ることは、社会保障の本来の目的から逸脱しているように思います。
高齢者の定義年齢を引き上げることは、年をとっても働ける人が増えている現状に即した合理的な対応です。これにより、年金制度の持続可能性を高め、社会全体の安定に寄与することができると考えます。
「年をとって、誰かの役に立って、生活に必要な分くらいは稼ぐ」
わたしの目指すところです。
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