障害年金は障害等級によって1級,2級,3級があります。(※3級は厚生年金のみ)これをもらうときの条件に『働けるかどうか?』ということは関係ありません。
もちろん、働けない人や介助が必要な人ほど障害等級が高くなる傾向はあります。
一方で障害年金とセットで語られる傷病手当金は1年6ヶ月の期間で働けない間の収入をカバーしてくれるモノです。※こちらも厚生年金のみ。
つまり
- 障害を負って働けない なら傷病手当金 (1年6ヶ月)をもらう。
- 障害を負って働きにくい、働けない なら障害年金をもらう。
というのが一般的な年金の受け取り方です。(※働けなくて両方もらえる時は、金額が多い方が最大の支給額になるように調整されます。)
注意点として、傷病手当金や障害年金の3級は厚生年金をもらえる人しかもらえないので、国民健康保険の加入者で基礎年金しかもらえない人は、より多くを貯蓄で備えておいた方がいいですね。
貯蓄が少ない人は民間保険を検討してもいいですが、保険に入ることで貯金はしにくくなります。
だから当ブログとしては、貯蓄を一気に貯めて民間医療保険は利用しないことをオススメします。 (最低限については、以下の記事で解説)
障害になっても働いて収入がある人はたくさんいます。それに障害年金や傷病手当金もあるので保険で万が一に備えている多くの人が考えているよりも様々な状況で傷は浅くなる傾向にあります。だから、安易な民間医療保険加入はオススメしません。
それよりも貯金でさっさと備えてしまった方が効率的ではあります。保険はインフレに対応しているわけではないし、保険金をたくさんもらえる保険に入ると、当然支払う保険料は高くなってしまいます。
貯金の利点は、貯金が増えるほどに障害年金と合わせて多くの状況に対応できるようになります。がん保険や7大疾病保険などと違って『どんな病気にでも』備えることができます。
例外は『子育てしている、片働きの親が亡くなるケース』くらいです。このケースは貯金と遺族年金だけではどうにもならないこともあります。
こういう場合なら死亡保険を検討しても良いと思います。 (1億円くらい貯金がある人は、支出次第ではこれもいらない。)
障害年金をもらいながら働いている人もたくさんいます。『障害=無収入』というわけではありませんから、それだけで安易に民間保険に加入するのは辞めましょう。
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万が一に備えられて、無駄な民間保険に入らずに済む『社会保険』の活用法の相談を受けます。
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