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News Dietの著者ロルフ・ドベリ氏の提案する「お金との付き合い方」を学ぶ
- ある程度の貯金をしておく
- 所得額や資産額のわずかな変動に、いちいち反応しない
- 裕福な人と自分を比較しない
- あなたが大金持ちでも生活は質素にすること
先日『News Diet』という書籍を読んで、すっかり感化されてしまい最近はニュース断ちを継続しています。おかげで心が落ち着いて、感情の起伏やストレスを感じることが減ってきたように感じています。
ネガティブ、刺激的な内容のニュースってほんとにカラダに毒なんだということを実感します。
興味がある方はぜひこの本を読んで、ニュース断ちを勉強してみることをおすすめします。
さて、タイトルの件です。『News Diet』を読んでみて、著者のロルフ・ドベリ氏の書籍に興味をもったので、著者の『Think Cleary』を読んでいるところです。
こちらも参考になる考え方がたくさん載っている良書です。書籍の中で、お金のことについても解説されていたので資産形成の参考に取り上げてみます。
ある程度の貯金をしておく
理由は、いわゆる「Fuck you money」があれば上司ともめて会社を辞めたとしても経済的に困らないから。
「Fuck you (くそったれ)」といいながらいつだって仕事を辞めてやれるという気楽さをお金でつくることができます。
わたしのケースですが、「Fuck you money」を持っているからかもしれませんが、ある上司に突然わけのわからない理由で怒られて以来、用事のとき以外は一切しゃべらないようにしています。
別にこの上司に「どう思われても関係ない」というのが、お金がバックにあることで強化されているようには感じます。
仕事を辞めるまでは行っていませんが、関係を辞める程度のことはできているように感じます。
いつ仕事をやめてもいいくらいのお金を持つことって、そう思うと大切ですね。
所得額や資産額のわずかな変動に、いちいち反応しない
理由は、しょっちゅうお金のことを考えても、お金の増え方が早まるわけではないからです。
株式ポートフォリオが1%上がったり、下がったりしたからといって、一喜一憂してもしょうがありません。精神的に不安定ですし、あまり考えても自分ではどうすることもできない「能力の輪」の外にあることです。
わたしも、昔は株価の推移に一喜一憂していた時期もありましたけど、毎日毎日それをチェックしてもたいして変化がないということにだんだんと気づくようになりました。
大暴落のときや大暴騰のときはさすがに何かしら反応はするんでしょうけどね。
小さな変化にいちいち反応しているような心の持ちようだと、大きな変化がきたときにどうなっちゃうんでしょうね。
どうせ、ちょっとの変化くらいではなにも変わらないんだから、気にせずにどっしりと構えていたいものです。
裕福な人と自分を比較しない
理由は、そんなことをしても幸せになれないから。
「嫉妬」って疲れるんですよね。
だけど、人間って無意識のうちに誰かと比較して勝手に嫉妬をしてしまう生き物です。ろくなもんじゃない。
わたしの「嫉妬」対策は、嫉妬をしている自分を認めることです。自分が誰かと比較して嫉妬しているところを第3者として眺めてみて「そういうものだよね」と納得します。
それで、嫉妬するのを早々に終わりにします。
どうせ比較しても幸せにはなれませんから、不毛な時間は短いにこしたことはありません。
あなたが大金持ちでも生活は質素にすること
理由は、嫉妬されてしまうからです。
嫉妬させてしまうと、相手に疲れさせてしまって申し訳ない気持ちになります。
それにお金を持っているひとがお金を使うことは簡単で、質素に暮らす方がずっと価値があります。別に嫉妬されてもうれしくないし、お金で勝ち誇ったようになるのもダサいですしね。
さいごに
この書籍では、お金は一定ラインを上回れば、よい人生を送れるかどうかは
「お金以外の要素」で決まる
ということを主張しています。
お金はある程度あったら、それを増やすことに一生懸命になるのではなく、別の要素に意識を向けるべきだと述べています。
「お金は道具にすぎない」ってよく言われるじゃないですか。資産形成をはじめて5年ほどになりますが、最近になってようやくその意味がわかってきたような気がしています。
お金を適切に利用して、別の要素に取り組む「時間」を確保することが大切なことの1つだと思います。
真に節約すべきは「お金」ではなく「時間」です。
ロルフ・ドベリ氏の『Think Cleary』もおすすめです。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。
ぜひ、ブログを読んでみてください。気付かずにはまっているお金の落とし穴を回避できるかもしれませんよ。
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