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【何度でも言います。】加湿器に延長保証は『必要ない』と言い切れる5つの理由

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「加湿器って壊れやすいから、延長保証に入ったほうがいいの?」

「加湿器って高くても数万円だから5%でつけれる延長保証はお得だよね?」

わたしの結論は

必要ない、貯金しろ』です。

保険や延長保証を利用するのは「自己資金で対応できない万が一に備えるときだけ」

まず、保険に加入するときに知っておきたい大原則として、『自己資金で対応できない万が一に備えるために』、『仕方なく』加入するものというものがあります。

自己資金で備えられない出来事に対して保険で備えることは大切ですが、自己資金で対策できることにまで保険で備えようとすると手数料をたんまり取られることで将来手元に残る資産の期待値はどんどん下がってしまいます。

この理屈でいくと、多くの人にとって結論はこうなります。

加湿器が壊れても、自己資金 (貯金)で対応できるから保証は必要ない

これについては、後田亨氏の「この保険、解約してもいいですか?」に論理立てて詳しく解説されていますので、ぜひご一読ください。

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それでもわかりにくいという人のために、加湿器の延長保証が必要かどうかを判断するための5つのポイントを解説します。

  1. 加湿器の延長保証は、商品の約5〜10%
  2. メーカー保証と量販店の延長保証は中身が違う
  3. 「新品との交換」ではなく「修理」への保証
  4. 保険を提供する側の取り分は40〜80%?
  5. 交換や修理には、貯金で備える方が効率がいい

加湿器の延長保証っていくらくらい?

ポイント1

加湿器の延長保証は、商品の約5〜10%

商品代金の5%程度で設定されていることが多いです。期間を延ばすと10%程度になります。

例えば、わたしの愛用している象印の加湿器「EE-DE50」は2万円程度なので大体1000円くらいです。

メーカー保証と量販店の延長保証は中身が違う

ポイント②

量販店の延長保証は、対応範囲が限定的なことも多い

メーカー保証は、製品購入時に無料で付帯するもので、一般的に1年間の保証がついています。この保証では、初期不良や製造上の欠陥によるトラブルに対応します。

延長保証は、通常のメーカー保証終了後に有効になるもので、数年分の修理対応が追加されます。また、延長保証の契約には金銭的な負担が発生し、故障時の対応範囲も契約によって異なります。

不適切な使用による故障」という項目も延長保証の対象外になっていることが多い (しかも、この部分に明確な記載がない)

何か自分の思い違いで変な使い方をしていない場合でも、保証の対象外になるということです。

「フィルターの掃除や定期的な清掃を怠っていた。」といった理由はほぼ間違いなく保証の対象にならないと考えたほうが良いでしょう。不安であれば、販売元に確認しましょう。

「新品との交換」ではなく「修理」の保証

ポイント3

修理しても直らないときは、新品に交換してはもらえないので諦めるしかない (修理にも、対象外になる厳しい条件がたくさんある)

故障したとき、保証があれば「新品」になるわけではありません。

無料で修理が受けられる保証です。

だから、完璧に壊れて動かなくなったときに

新品と交換してもらえるわけではありません。

ここは勘違いされやすいところだと思います。

つまり、修理しても直らないような故障の場合は、意味がない保証なんです。

(※わたしが知らないだけで、新品に交換してくれる保証もあるかもしれません。契約を検討している保証の内容は確認してください。)

保険を提供する側の取り分は40〜80%?

ポイント4

保険や保障は、運営元に40〜80%の利益が出るように設定されている可能性がある。

今回は家電の保証についての話なのですが、一般的な保険は、少なくとも40%程度の取り分が保険会社にあるのではないかと考えられています。

これはライフネット生命の決算資料が公表している「粗利率」が2019年度〜2023年度の4年で43〜46%であったことから推測されます。

家電量販店にどの程度の取り分が、あるのかを見つけることができませんでしたが、保険は40〜80%ほどの手数料を取っている可能性があることは知っておきたいことです。

保証にかかるお金の半分近くが、保証の事業や保険会社の利益になっている可能性があるということです。

保険って利用すればするほど手数料を取られるので、本当に必要な保険・保証を選んで入るようにしないと、保険・保証を利用するほどお金はたまらなくなります。

修理や交換には、貯金で備える方が効率がいい

ポイント5

延長保証で備えるより、修理や故障には、貯金で備えるほうが効率がいい

ドラム式洗濯乾燥機の修理や故障くらいの自己資金で備えることができる損失には、保険や保証よりも貯金で備えた方が効率がいいです。

自分でちょっと貯金しておけば、対応ができますよね。

なぜなら、保険は入れば入るほどシステムを使うための費用がかかるからです。

保険や保証に入りすぎると、運営元に見えないお金 (手数料)を支払うことになって、いわゆる保険貧乏になってしまいます

保険や保証を使うのは「自分で対応できないほどの大金がかかる時だけ」にする方が、資産形成をするときには効率が良くなります。

まとめ

  • 加湿器の延長保証は商品によりますが大体、5%かかります。
  • メーカー保証と延長保証は中身が違う
  • 修理代金を保証してもらえるだけで、新品に交換してもらえるわけではありません。
  • 延長保証のシステムを利用するにもお金 (手数料) がかかります。
  • 自分で備えられる程度の金額であれば保険を利用せずに貯金をしていた方が効率的に資産形成ができます。

壊れて修理できないときは対応できません。(※契約内容を要確認)

自己資金(貯金) で備えた方が、効率が良さそうです。

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子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。

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タコサソ
2人子育てしながらでもお金持ちになれる方法や考え方を発信| 経済的に自立(Financial Independence)をしている大学病院の薄給勤務医| 投資歴10年、全世界株式インデックス投資歴もうすぐ5年| 社会保障・医療制度を熟知| 奨学金-600万円スタートから節約・投資・労働で資産を一気に増やす| お金の使い方は勉強中| タコサソは家族の名前の頭文字のアナグラム| 妻子LOVE