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ウォーターサーバーの契約トラブル:高額な違約金や契約内容の誤解が発生することもある。
ウォーターサーバーは資産形成の大敵になりうるので注意が必要です。
ウォーターサーバーの人気が高まる中、契約トラブルが多発しています。
国民生活センターの報告やニュースにもあるように、解約金や契約内容の誤解、さらには思わぬ追加費用などに関する相談が急増しています。
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20241106_1.html
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4c4f0fb3d8ae99da635a20069e428b7f3d78ac6
そもそもウォーターサーバーが必要かどうかも含めて、水道水の安全性についても見直すことで、無駄な出費やトラブルを防げるかもしれません。
↓国民生活センターより引用 (勧誘トラブルの注意ポイント)
1人の医師としては、雑菌とトラブルまみれのウォーターサーバーよりも、安全で安価な水道水をおすすめします。
本記事では、ウォーターサーバーの契約トラブルの実態について解説します。
ウォーターサーバーの契約トラブルの現状
ウォーターサーバーの契約に関するトラブルは後を絶ちません。
- 現契約の解約料をキャッシュバックすると強引な勧誘を受けたが、実際はキャッシュバック適用外だった。
- お得だという説明のみで、解約時に請求される違約金等について全く説明がなかった。
- ウォーターサーバーのレンタルだと思い契約したが、実際は売買契約になっていた。
- 急かされて契約したが、帰宅後に契約内容を確認すると説明と異なっていた。
国民生活センターによると、契約内容が十分に理解されていないことによるトラブルが多く、解約金や契約期間の縛り、サーバーレンタル料の追加負担など、契約後に初めて気づく問題が多いのが現状です。
さらに、勧誘時に「自由に解約できる」など事実と異なる誤解を招く説明が行われることもあり、消費者は無用なコストやストレスを抱え込む結果となっています。
なぜウォーターサーバーが選ばれるのか
ウォーターサーバーの人気には、「安全・安心な水が飲める」「便利に水が手に入る」というイメージが大きく関係していると言われます。
しかし、実際には、水道水も十分に安全性が確保されています。
日本の場合は、水質基準が厳しく、定期的な検査が行われており、水道水が安全に飲める環境が整っています。
日本の水道水の安全性
「水道水は安全に飲める」という点については、特に日本の水道水の水質管理が非常に厳格であることを理解することが重要です。
日本の水道法では、51項目もの厳しい水質基準が設けられ、自治体や水道事業者がこれを遵守するため、定期的な検査や監視が行われています。
実は、水道水の方がウォーターサーバーやミネラルウォーターより水質基準は厳しいんです。
水道水が安全である理由
厳しい水質基準:日本の水質基準は世界的にも高く、基準に達しない水は供給されないため、家庭で利用する水は常に高い品質が保たれています。
徹底した検査体制:自治体や水道事業者は、毎日のように水質検査を行い、安全基準を満たしていることを確認しています。これにより、水道水は細菌や化学物質から保護されています。
災害時の対応:災害発生時でも、水道事業者は迅速に対応し、飲料水の安全性を確保する体制が整っています。
ウォーターサーバーは購入費だけでなく、維持費がかかる
ウォーターサーバーは便利そうで見た目もおしゃれですが、必要以上のコストがかかることが少なくありません。
具体的には、いろいろコミコミで月額5,000円前後のコストがかかると言われています。
- レンタル料
- ボトル代(水)
- 送料
- メンテナンス料
- 電気代
- 解約料、違約金
特に、契約トラブルが発生するリスクが高いため、解約金や違約金も含めてコストと考える必要があります。
水道水がなんとなくという理由でウォーターサーバーを選ぶのであれば、フィルターや浄水器を導入することでも十分に代替可能です。
もちろん、フィルターや浄水器がなくても十分に安全ですが、どうしてもという人は検討しても良いかもしれません。
ウォーターサーバー契約における違約金の金額例
違約金の相場
多くのウォーターサーバー会社では、契約期間内の解約に対し 5,000円~20,000円程度 の違約金を設定しています。
例えば、1年契約プランの場合は5,000円~10,000円、2~3年契約の場合は15,000円~20,000円と、契約期間が長いほど違約金も高くなる傾向があります。
- A社の場合:1年未満で解約すると10,000円、1年以上であれば5,000円。
- B社の場合:2年未満の解約で16,500円の違約金が発生。
- C社の場合:3年契約で、2年未満の解約には20,000円、2年以上3年未満なら15,000円の違約金。
違約金以外の追加費用に注意
解約時には、違約金以外に「サーバー返却費用」がかかる場合があります。
サーバーの返送費として 2,000円~5,000円 前後の費用が発生するケースも多くありますので、事前に確認しておきましょう。
一部の業者では解約後も一定期間にわたり水の定期配送が必要だったり、解約月の水代が別途請求されることもあるため、契約前に確認が重要です。
まとめ:賢い選択で契約トラブルを防ごう
ウォーターサーバーの契約には便利さと引き換えに思わぬリスクが伴うことがあります。
特に、解約条件や追加料金などは事前にしっかり確認することが重要です。
しかし、日本の水道水は安全で、浄水器やフィルターの導入といった他の選択肢もあります。
家計に負担をかけず、賢い水選びで、不要なトラブルを防ぎましょう。
月額5,000円も払えるのなら、いい水筒を買いましょう。
わたしは、これに水道水や氷を入れて持ち歩いていますよ。
パッキンがないのでサッと洗えてとても便利な水筒です。
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