本当にお金がなくて、大学に行く以外は何もできない時期がありました。
資産形成で、経済的自由を達成した!!
とか、今はえらそーに言っているわたしですが、医学生の時期にそれなりにお金がない生活を経験しています。
医学部に通っていた大学時代、親は学費の支払いと家賃込みで、毎月6万円の仕送りをしてくれていました。
大変ありがたいことですが、一方で家賃は4万2,000円だったので、家賃を払ったら手元に1万8,000円が余るだけで、これで1ヶ月の生活費を賄わなければならない時期がありました。はるかに生活扶助よりも少ない金額です。(生活保護では、これに住宅扶助などもある)
(※平成20年で若年者単身世帯の地方生活扶助の基準は67,270円)
(2008年:厚生労働省、生活保護制度の概要より)
バイトをすれば良かったんじゃない?と思う方もいるかもしれませんが、わたしの卒業した大学では、1〜2年生のカリキュラムは時間が詰め込まれていました。朝から晩まで大学にいましたし、試験勉強のための時間も取る必要がありました。
3〜4年生の時期はカリキュラムに余裕があったのでバイトをすることもできましたが、試験が立て込んでいる時などは、その時期でもバイトをしている暇がないときがよくありました。(ちなみに、大学時代のバイトは焼肉屋で時給約700円と当時の最低賃金で働いていました。)
入学したてでお金のない時期は家賃を差し引いて、1万8,000円で1ヶ月の生活をやりくりしていました。
大学時代は友達と飲み会をすることも楽しくて仕方なかったですから、飲み会を含めての1万8,000円はなかなか厳しい生活でした。
特に何もない日は、1kgで180円の安いソーメンとめんつゆだけを3日間食べ続けるような生活もしていました。
20代前半の若い頃だったからできたことだと思います…
そんな生活が続いていましたが、体調が崩れる前に貸付型の奨学金をもらえることになり、なんとか生活が安定しました。学生時代の健康診断では、高血圧の判定(たぶん安いソーメンの食べ過ぎ)を何回か経験したので、奨学金に命を救われたようなものだと今では思っています。
だけど、その代償に卒業までに600万円の借金を背負ってしまいましたけどね…
親に文句が言いたいわけではなく、大学に通わせてくれるまで援助してくれた親には今でも感謝しかありません。
むしろ、貧乏生活を経て、金なんてなくても、「しばらくは」なんとかなるということが学べたことは良かったと思います。
「しばらくは」、ですけどね!!
多分あのソーメン生活を続けていたら、いつか栄養失調になっていた気がします。
- コーヒーなんて飲まなくても、なんとかなります。
- お菓子なんて食べなくても、なんとかなります。
- 1日1食でも、しばらくはなんとかなります。
- 服が古着のボロでも、なんとかなります。
今は、そんな苦行のような生活をもう一度する気はないですけど、お金のない生活をしたことで「お金はそこそこあれば、どうとでもなる」と思えたことが、今の資産形成の礎になっているようには思います。
何事も経験で、貧乏生活を経験してみたことで、自分がたくましくなるきっかけになったのかもしれないなぁ、と今では思います。
極貧生活、ぜひ一回してみましょう。オススメです笑
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。
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