「ぜいたく費」を保険でまかなっていませんか?
保険で「ぜいたく」をしようなんて、考えていない!!
ぜいたく費は言い換えると「嗜好品にかけるお金」です。嗜好品に保険をかけるなんてありえない。
そう思っている人は多いでしょう。
しかし、気づかないうちに、保険で「ぜいたく費」をカバーしようとしている人は多いように思えます。
この記事では、そんなケースを紹介し、対策について解説していきます。
車両保険は「ぜいたく費」?
例えば、500万円の貯金がある人が、400万円のかっこいいSUVを購入したとします。購入時に「もし事故にあったら困るから」という理由で車両保険に加入することを勧められた場合、この保険は「ぜいたく費」と言えるのでしょうか?
答えは、間違いなく「ぜいたく費」です。
なぜなら、車を移動が目的のモノと考えれば、新車でなくても、SUVでなくても問題ないからです。中古車や軽自動車、コンパクトカーでも十分に移動は可能です。車の見た目や快適さを求める場合、それはすでに移動以上のぜいたくな価値を求めていることになります。
つまり、「移動のためだけの車」であれば、中古のコンパクトカーや軽自動車で十分です。現在の車が壊れたときに、もう一度、同じ高級車やSUVを求めること自体が「ぜいたく」ということを意識する必要があります。
ぜいたく費を保険で守ってはいけない
ここで勘違いしないでほしいのは、「ぜいたくが悪い」と言っているわけではありません。
「ぜいたくに保険で備えるのはやめましょう」ということです。
例えば、もし事故で高級車が壊れてしまったとして、同じ車に乗り続けたいからという理由で車両保険に加入している場合、その保険は「ぜいたく費」を守るための保険です。特に、車の価格が高ければ保険料も高くなる傾向にあります。
※ソニー損保より引用(https://www.sonysonpo.co.jp/auto/guide/agde016.html)
壊れても次に乗る車は、もっと安価なものにしても良いと思うのであれば、車両保険を削減することができますし、ぜいたく費には貯金で対応する方が経済的に合理的です。
まとめ
知らないうちに、保険で「ぜいたく費」を守ろうとしていませんか?
保険を利用するより、貯金で備えた方が資金効率は高いです。
保険は本当に必要なものにだけかけ、ぜいたくな支出には自分の貯蓄で備える方が期待値的には賢い選択です。
生活に必要なモノなのか?心のゆとりのためのモノか?という判断が大切です。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。ぜひ、ブログを読んでみてください。気付かずにはまっているお金の落とし穴を回避できるかもしれませんよ。
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