おはようございます。
たまには本業の話をしてみたいと思います。わたしは熊本県にある大学病院に勤めている、とある診療科の医師です。
どちらかというと本業に積極的というよりは、本業はほどほどにして私生活やブログを充実させたいという人間です。
もちろん、勤務時間は仕事に全精力を傾けています。その分集中力は夕方までしか持たないので、一生懸命やった後の帰宅も早いです。
大体、朝の8時に出勤して、夕方の5時には帰宅です。世の中の大学勤務医のイメージとはちょっと違った働き方をしています。
激務と言われがちな大学病院に勤めつつも、とても快適な暮らしができていると思っています。
医局長をして欲しいと言われたとき、どうするか?
さて、表題の件です。
わたしも医師になってそろそろ十数年が経とうとしており、大学病院に勤務している医師の中では中堅以上になってきました。
医師以外には馴染みのない言葉だと思いますが、「医局長」というのは診療科の人事部長のようなものです。
東京は医局制度が崩壊してきていると聞きますが、熊本のような地方では医局制度はまだまだ健在です。
医局長が「あなたはあの病院で医長をやってね」、「あなたはあの病院で副部長をやってね」というように指示を出します。
それを診療科の責任者である教授が相談・承認し、県内の各病院に医師を配置できるように計らうというのが、医局長の仕事です。
熊本市に住んでいる人に、「天草市 (熊本市から車で3時間ほど) にいきなさい」と言うこともあります。
そう言われた医師は、熊本市よりもさらに車で3時間の田舎にある天草市に行かなければならないこともあります。
片道3時間を毎日往復で通勤すると言うのは現実的ではなく、そのような場合、異動を命じられた医師は家族と離れて単身赴任をしなければならなくなってしまいます。
このようなケースでは、医局長は人に恨まれるような立場になってしまいます。
しかし、医局長という仕事は、誰かがしなければいけない役職というのも事実です。
経済的自立とは、簡単にいうと「資産から生み出されるお金で、生活費を賄うことができる状態」のことです。
大学病院の給料をもらわなくても生活をしていくことができる強みがあるので、医局長をやって欲しいと言われたときに、「No」と断ることもできます。
そこで、考えているのは次のようなプランです。
医局長を打診されたときには、どのような仕事内容になるのか条件を確認します。
仕事内容がわたしの働きたい条件に合えば、医局長を引き受けます。条件が合わなければ断ります。
条件のすり合わせは大変になることが予想されるので、まずは断り続けます。
それで避けることができればよしで、避けられないときには、できる限り好条件になるまで渋ります。
渋っても好条件にならないのであれば、やはり断ります。
そもそも、医局制度なんて古い制度は一回崩壊させてみたほうが良いのかもしれませんからね(過激)。
「どうしても」と相手が頭を下げるくらいに条件がよくなるまでは、医局長をやる気はありません。
最悪、医局を辞めてもいい
「経済的自立をしている」状況は、職場で好条件を引き出すための最強のカードになりえます。
このカードを上手に使って、本業も楽しくできる環境を整えていきたいと思います。
誰かに手綱を握らせる気はありません。
それができるのが「経済的自立」の強みです。
本業を楽しくするための努力も怠りませんよ。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。
ぜひ、ブログを読んでみてください。気付かずにはまっているお金の落とし穴を回避できるかもしれませんよ。
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