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歯周病を歯科で指摘されて、歯間ブラシを使うことで治すことができた体験談
わたしは、3次救急をしている総合病院や大学病院に10年以上勤め続けている30代の医師です。
お恥ずかしい話ですが、医師にも関わらず30半ばになるまで、あまり歯周病のことに詳しくありませんでした。実は、歯科の領域を医師が勉強することってあまりないんですよね。
つい最近になって、高校時代から20年間付き合ってきた歯周病を、かかりつけの歯科医が紹介してくれた歯間ブラシを使って改善させることができたので、その歯間ブラシを紹介します。
この記事を読んでほしいのは、以下のように過去のわたしのような症状がある人です。
まずは、歯科に行って歯周病がないか?歯茎に炎症がないか?を確認してください。
この商品は、それから先の話です。
歯周病とは
歯周病とは歯が抜ける主な原因になる病気です。以下のような特徴があります。
- 歯の土台である歯肉や顎の骨の病気
- 痛みはなく、ハミガキで出血する
- 口が臭いと家族に言われることがある
歯周病とは歯の土台である歯ぐき (歯肉) や顎の骨の病気です。
細菌の感染によって炎症が起こることで歯ぐきが脆くなったり骨が溶けてしまう病気です。歯と歯肉の境目のハミガキが上手にできていないと、そこに多くの細菌がたまって歯肉の辺縁が炎症を起こして赤くなったり、腫れたりします。
炎症なのに、「痛みがないことが多い」ということが問題になります。
痛みがないので、放置されやすい病気です。
ほうっておくと膿がでたり、歯が動揺したりして、最後には歯が抜けてしまいます。
gooリサーチとプレジデント編集部の調査による55~74歳の男女1060人に対して行った「人生の振り返り」に関するアンケートでは
シニアが健康について後悔していることの1位は
「歯の定期検診を受ければよかった」です。
自分は30代という比較的若い年齢で、歯周病に気づき適切に治療することができたので、幸運な人間だと思います。
これを、医師としてではなく、1人の患者として多くの人に伝えたいです。
歯肉の出血、高校時代にはその予兆があった
わたしは10代の高校生のときから、ハミガキをするたびに歯肉からの出血を繰り返していました。
そのときはなぜ歯肉から出血するのかが、よくわかっていませんでした。
高校を卒業したあと、大学生で1人暮らしをしているときもときどき出血を繰り返していました。
1度気まぐれで歯医者にかかったときに歯科衛生士のおばちゃんから「歯石の量がすごいねぇ、歯医者にきてよかったね」と言われました。
今は全くそのような症状はありませんが、後になって考えると、歯肉から出血していたことも歯石がついていたことも、歯周病が原因であったのだと思います。
その後は歯石が増えたと思ったときに歯科を受診するようにしてはいましたが、一時的に歯石は取れてスッキリするものの、出血は続いているという状況が続いていました。
振り返ると10代の高校生の時から30代後半まで歯ぐきからの出血がときどき起きていたのでかれこれ20年近く、歯肉炎を起こしていたのだろうと思います。
血は出るけど、痛みはなかったので自分としては大きな問題ではないのかなと自己判断していました。
もし、歯肉からの出血をそのままにしていたら、歯周病が進行して50代、60代のうちに歯が抜けていたのではないかと思うと今思えば恐ろしいことをしていたなと思います。
予防歯科を教えてくれた先生との出会い
30代後半になったときに、今いる病院から離れて熊本県の八代市に転勤することになりました。
そのときに勤務先の病院で通える歯科を新たに探して出会ったのがnina dental clinicという歯科クリニックでした。
(ニナ デンタルクリニック)
ちょっと厳しい先生でしたが、それがとてもよかったです。
先生は歯ぐきの出血の原因は歯肉炎であることを教えてくれ、丁寧にハミガキの指導をしてくださいました。
「生えている歯の角度がこうなっているから、この歯はこの角度で磨くといい感じに磨けます。」といった感じで歯の場所や生え方に応じた歯の磨き方を教えてくれました。
そしてフロスをすることもすすめられました。
しかし、それでもわたしの歯肉炎は改善しなかったのです。
先生も頭をひねらせていましたが、歯間ブラシをその後にすすめてくれました。
歯間ブラシを使い始めてフロスが下手なせいで(笑)、あまり歯垢が取れなかったことが原因とわかりました。
というのも、歯間ブラシを使ってみたら歯肉からの出血が減り、歯肉の腫れがぐんぐん引いてきたからです。歯間ブラシが簡単に入るようになってきたので、歯肉の腫れが引いていることも体感でよくわかりました。
その時にすすめてもらったものが、紹介しているライオンのDENT.EXです。
わたしのような不器用な人に、歯間ブラシはおすすめです。
ライオン DENT.EX
わたしがフロスの代わりにすすめられた歯間ブラシがこの「ライオン DENT.EX」という歯間ブラシです。
サイズは7種類あって
- 4S
- SSS
- SS
- S
- M
- L
- LL
です。わたしが使用したのは
SS・S・Mです。
最初はSSサイズだけしか歯間に入っていきませんでしたが、歯ぐきの腫れが引いてくるとSサイズやMサイズの歯間ブラシでも歯間に入っていくようになりました。
使ってみると歯間のプラークから、その日に食べたものの残りカスまでごっそり取れてきました。
口の中で動かしやすく、汚れが取れやすい設計になっているようです。
汚れを取るためのコツは、歯をブラシでこするととても汚れが取れやすいです。
このように、先端のブラシで歯のスキマの歯垢をごっそり取ってくれます。
最近は歯間ブラシを使っていないと気持ち悪くて夜眠れないようになってしっかりと習慣化することができました。
それ以降も定期的に歯科に通っていますが、歯肉炎を指摘されたことはありません。
わたしは出会うことができた歯科の先生とライオンDENT.EXにとても感謝しています。
箱買いしてます…
歯周病の症状がなくなっても定期的に歯科に
歯周病の症状が落ち着いてからも定期的に歯科に通っています。
磨き残した場所に歯石があるとその部分のハミガキや歯間ブラシが難しくなるからです。その度に自分の口の中のどこに歯石ができやすいのかを確認しています。
そうすると自分のクセがわかるようになり、ハミガキを効率的に行うことができます。
ハミガキは練習と勉強あるのみですね
まとめ
- ハミガキのときに出血する
- 家族に口臭を指摘される
- 歯科で歯石の量が多いと言われる
これらは全部、わたしに当てはまっていた歯周病の症状でした。
医師のわたしですら痛みがないから、20年間も治療に積極的になれませんでした。
このような症状がある人は歯科受診をして歯周病の診断を受け、ハミガキ指導を受けて、フロスや歯間ブラシでの口の中の清掃をするように心がけるといいですね。
わたしのように不器用な人に、DENT.EXがおすすめです。
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