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マンガ『王の病室』が完結して、最終巻の3巻が先日発売されました。
このマンガは社会保障制度に切り込んだマンガで、『王』というのは日本の患者を例えた言葉です。『誰でもどれほど高額な治療であっても』最良の医療を受けられるという日本の社会保障制度を受けられる患者のことを『王』と表現しています。
このマンガの1巻では、どんな人でも最善・最高の医療制度が受けられる日本の社会保障制度では医療費がかかりすぎることを描いていました。
一方、3巻では『社会保障制度がなければ、困る人』を描いていました。社会保障が適切に機能することで『事故や疾病1人では背負いきれない困難に対して互いに支え合うことができる』ということを書いていました。
まさに、社会保障はかくあるべき
ということを重症喘息の患者さんのエピソードをつかって、メッセージ性を感じる秀逸なストーリーだったと思います。
社会保障制度で守るべき人は『1人で背負いきれないような困難』に直面している人であるべきだと思います。
現在のようにちょっとした打撲であったり、風邪であったり、腸炎であったり、あるいは加齢に伴う様々な症状の全てに社会保障制度を利用し続けられる環境はいつまでも続かないでしょう。
このような環境を放置し続けたときに、社会保障制度で本当に守るべき人を助けられなくなってしまうことを危惧します。
医療費でも民間保険でも共通して言えることですが
『自分でなんとかできるお金は自己資金で備えて
1人では背負いきれない困難に対して相互扶助に頼る』
これが相互扶助の基本だと思います。
なんでもかんでも相互扶助を利用すると、最終的にはどんな仕組みでも破綻してしまう可能性を高めてしまいます。
持続可能な社会保障を考えさせられるいいきっかけになりました。
やっぱり『王の病室』は社会保障を考える上で、ぜひ読んでほしいマンガです。
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