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買えないものを買うためにお金を借りるという意味で、住宅ローンは「ぜいたく費」だと思う。
住宅ローンでマイホームを手に入れるのは、多くの人にとって憧れですが、考え方によっては「ぜいたく品」にもなりえます。
特に「借金をしないと手に入らないものはぜいたく品」と捉えるなら、住宅購入ももちろんぜいたく費にあたるはずです。
この記事では、住宅ローンのリスクや選択肢、金利の選び方について解説し、無理なくマイホームを持つための考え方をお伝えします。
住宅ローンは本当に必要?「借金して家を買う」という選択
「子どもができたらマイホームを」という言葉を聞いたことがある人は多く、多くの人が植え付けられている価値観ではないかと思います。
しかし、住宅ローンも立派な借金です。一般的に多くの人がローンを利用しているため、「住宅ローンを組むのは普通」という感覚があるかもしれませんが、その返済のために家庭との時間が減ったり、家計を圧迫したりすることは本末転倒です。ローンに頼らず、自分の資金で小さな家を持つ選択肢も十分に考えられるでしょう。
ポイント:ローンで高額なマイホームを購入することは、身の丈に合わない「ぜいたく品」に手を出しているとも言えます。無理せず、自己資金の範囲で可能な選択肢を検討することが大切です。
変動金利か固定金利か?ローン破綻しないための戦略
「変動金利がいいか、固定金利がいいか」という疑問は、住宅ローンを考える上で避けて通れません。特に近年は金利上昇のリスクが注目されており、どちらの金利を選ぶかが今後の家計の安定に影響します。では、変動金利と固定金利、それぞれどのようなケースに適しているのでしょうか?
- 変動金利:手元に余剰資金があり、金利が上がっても元本返済に余力がある人向けです。現在は低金利ですが、将来の金利上昇リスクを考慮しておく必要があります。
- 固定金利:余剰資金が少なく、金利上昇の影響を直接受けやすい人におすすめです。固定金利を選ぶことで、月々の返済額が安定し、将来的な家計破綻のリスクを軽減できます。
要点:余剰資金が少ないのに変動金利を選ぶと、金利上昇時に家計が大きく圧迫されるリスクがあります。住宅ローンは、「万が一」のときにも破綻しないように計画を立てることが基本です。
住宅ローンは身の丈に合った計画を
無理をして高額なローンを組んで購入するマイホームは、言い換えれば「ぜいたく品」です。これから家族のためにマイホームを持ちたいという気持ちがあっても、無理をしては元も子もありません。身の丈に合った購入プランを立て、どうしても住宅ローンを利用するなら、家計が破綻しない金利の選び方と資金計画を心がけましょう。
まとめ:変動金利は余裕がある人向け、無理せず安心できる選択を
今回は、住宅ローンがぜいたく品になり得る理由と、金利選択の考え方について解説しました。変動金利は、資金に余裕のある人の戦略であり、金利上昇リスクを想定した返済力が求められます。固定金利は資金余力が少ない人にとって安心な選択肢です。無理なローン返済で家計を圧迫しないよう、将来に備えた計画的な住宅購入を検討しましょう。
住宅ローンは、あくまで人生を安定させるための手段です。無理のないローン選びで安心して暮らせるマイホームを目指してください。
借金しないと買えないものはぜいたく品
借金しないと買えないものはぜいたく品です
子どもができたらマイホーム
そう思ってあげることは
悪いことではないですけど
住宅ローンは借金です。
みんなも住宅ローンは借りてるからオッケー
みたいな雰囲気があるかもしれませんが
借金を返すために子どもと過ごす時間が減ったら
本末転倒です
どうしてもマイホームが欲しいなら
小さな家を自己資金の範疇で買うことも
選択肢になるはずです。
お金を借りて立派なマイホームを買うなら
それはぜいたく品を買っています
身の丈に合わない買い物をしていますよ
忘れてはいけません。
住宅ローンは変動がいいのか?固定がいいのか?
それでもマイホームを買いたい人のために
タイトル回収をしておきます。
金利が上がりそうになっている昨今、
https://diamond.jp/articles/-/338385
変動がいいか? 固定がいいか?
ローン破綻しないための戦略を紹介します。
得するかどうか、の話ではありません。
変動:余剰資金が、たくさんある人
固定:余剰資金が、ない人
一般的にはこれが望ましいと言われています。
変動金利は今は低金利ですが
これから上がる可能性もあります。
絶対に上がるわけではないですけど
金利が上がったときに家計が破綻しないかどうか
が大切です。
余剰資金がたくさんある人は:
金利が上がっても元本を減らせるだけの余力があります。
余剰資金がない人は:
金利が上がっても元本を減らせないので、金利上昇の影響をそのまま受けます。
考え方はこれだけです。
余剰資金がない人が
安いからといって変動金利を借りていたら
金利が上がったときに痛い目にあいます。
住宅ローンは、万が一のときでも
破綻しないように
組むことが基本です。
- 無理して借金して家を買うならぜいたく品
- 変動金利はお金持ちの戦略
ということを今回は解説しました。
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