無リスク資産で月4,000円のお小遣い。個人向け国債 変動10年を6か月積み上げた話
2026年4月 · 読了時間:約4分
わたしのポートフォリオ構成
運用方針はシンプルで、リスク資産と無リスク資産の2本立てにしている。投資資金のオルカンと国債の比率はだいたい7:3程度で、それ以外に現預金をもっている。
無リスク資産を現金や定期預金ではなく個人向け国債にしたのは、元本保証・国が発行という安全性はそのままに、2026年時点では金利が上昇見込み(…とわたしは思っているので)変動型を選んだほうが合理的だと判断したからだ。
一般的にも金利上昇局面では貸すなら変動金利が有利とされている。逆に住宅ローンのように借りるなら変動金利は不利とされている。
変動10年の今の金利水準
2026年4月募集分(第193回債)の初回適用利率は年率1.55%となっている。かつてはほぼゼロに近かった金利が、日銀の利上げを背景にここ2年で大きく上昇してきた。
適用利率(税引前)
(20.315%控除後)
見直し頻度
100万円を個人向け国債変動10に投資したら単純計算で年に1万2400円が手にはいる計算だ。半年で見直されるので金利が上がっていればもう少し実入りは増える。
変動型なので半年ごとに利率が見直される。今後も日銀が利上げを続けるなら、さらに金利が上がる可能性もある。逆に景気後退で金利が下がれば受取額は減るが、年率0.05%の最低金利保証があるので、ゼロになることはない。
| 購入回 | 保有額 | おおよその利率 | 半期利息(税引後) |
|---|---|---|---|
| 1回目(昨年秋) | 100万円 | 年率 約1.10% | 約4,400円 |
| 2回目 | 100万円 | 年率 約1.10% | 約4,400円 |
| 3回目 | 100万円 | 年率 約1.40% | 約5,600円 |
| 4回目 | 100万円 | 年率 約1.40% | 約5,600円 |
| 5回目 | 100万円 | 年率 約1.55% | 約6,200円 |
| 6回目 | 100万円 | 年率 約1.55% | 約6,200円 |
| 半期合計 | 約32,400円 | ||
利息の支払いは半年に1回なので、月換算すると平均4,000〜4,200円ほど。今月の受取は4,200円になった。半期でいまのところ3万2400円ほどもらえる予定。金利は毎月のように増えていたので年間に換算すると6万円超えが見えてくる。
無リスク資産に個人向け国債 変動10年を選ぶ理由
- ✓元本保証、国が発行 — 国が破綻しない限り元本は返ってくる。無リスク資産として最上位の安全性。
- ✓金利上昇に自動で追従 — 変動型なので半年ごとに見直される。日銀の利上げの恩恵をそのまま受けられる。
- ✓1年後から途中換金可能 — 普通預金ほどの流動性はないが、急な出費にも対応できる安心感がある。
- ✓最低金利保証あり — 年率0.05%が下限。金利がゼロになる心配がない。
- ✓購入手数料ゼロ — どこで買っても手数料はかからない。
地味だけど、これが無リスク資産の本領だと思う
月4,000円という金額を「大したことない」と思う人もいるかもしれない。でも、これは株式市場が暴落しようが、円高が来ようが、オルカンが30%下がろうが、確実に入ってくるお金だ。
リスク資産(オルカン)は長期で増える期待がある一方、短期では激しく上下する。今の米中関税問題でも相場は揺れている。そういう局面でも、無リスク資産があるというのは精神的な安定につながる。
さらに、今後も日銀が利上げを続けるなら変動10年の恩恵はさらに大きくなる。現在の10年国債利回りはすでに約2.4%前後と高水準で推移しており、変動10年の計算式(基準金利×0.66)に当てはめると、利率は1.6%を超え、さらに上昇する余地がある。
いまのところ利息はおまけ程度にしかおもっていないけど、金利が高くなってきて、もらえるお金が増えるとやっぱり嬉しい。
地味だけど、毎月4,000円というお小遣いは、待機資金の割にはよくがんばっていると思う。
