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ムクドリ
記事を書いている、ムクドリです。 40歳、大学病院勤務の医師です。世間のイメージとは裏腹に、大学病院の給与は決して高くありません。そんな「薄給」の現実の中で、小学生の男の子が2人います。 数年前まで、「子育てしながらお金を増やすなんて無理だ」と半分あきらめていました。でも、ジュニアNISAをオルカン1本で積み立て、保険を見直し、ムダな支出をひとつずつ削っていくうちに、気づいたら資産所得が生活費を超えていました。いわゆる経済的自立です。 高収入だから達成できたわけじゃありません。特別なことは、何もしていません。 このブログは、その「普通の家庭がやったこと」をそのまま書いた記録です。「うちも同じだ」と思ってもらえたら、それだけで嬉しいです。

※この記事には、PR・アフィリエイトが含まれています。

わたしは、ウォーターサーバーを一度も契約したことがありません。

「子どもがいるのに衛生面気にしなくて大丈夫?」と聞かれることがあります。大丈夫です。むしろ、契約しなかったおかげで毎年約7万円が浮き続けています。その分を淡々とオルカン(全世界株式インデックスファンド)に積み立てています。

この記事では、わたしがウォーターサーバーを選ばない理由を、体験談と数字を交えて正直に書きます。

📋 この記事でわかること
  • なぜウォーターサーバーを契約しないのか——7つの理由
  • 電気代「月300円」が今や古い情報である理由と実際のコスト
  • 違約金5,000〜20,000円の実態と国民生活センターの警告
  • 「おすすめ記事」が溢れる理由——アフィリエイト報酬の構造
  • やめた後どうなったか——浮いた年7万円の具体的な使い道

水代にいくら払っているか、考えたことはありますか

毎朝、わたしはリュックに象印のマイボトルを入れてチャリに乗ります。ボトルの中身は水道水です。それだけです。節約しているという感覚はほとんどありません。ただ当たり前のことをしているだけ、という感覚です。

でも数字で見ると、これが資産形成にじわじわ効いていることがわかります。

ウォーターサーバー(年間) 約7万円 水代+レンタル+電気代(月1,000円)+送料
ミネラルウォーター(年間) 約3.7万円 1日1本100円×365日。水道水の1,000倍の単価
水道水(年間) 約300円 1日4L使用の場合。1Lあたり約0.2円

この差を毎年インデックス投資などの適切な資産に回し続けると、10年後の資産は大きく変わりうる

この数字を比較したとき、「ウォーターサーバーはない方がいいな」と思いました。年7万円といえば、オルカンの積立なら10年で100万円以上の元手になります。子育て中の家計にとって、それは小さくない差です。

わたしがウォーターサーバーを契約しない理由

まず、細かい理由よりわたし自身の話をさせてください。

わたしは大学病院に勤める医師で、2人の男の子を育てながら資産形成を続けています。27歳のとき、500万円の奨学金を抱えた状態で病院に就職し、資産形成をスタートしました。その頃は無意識でしたが働いてお給料をもらい始めてから徐々に「本当に必要なお金と、そうでないお金」を意識的に注意するようになってきました。

ウォーターサーバーは「そうでないお金」の典型だと感じています。契約する人のことを情弱…いわゆる情報弱者とする声もあるくらいです。毎朝チャリで通勤しながら、マイボトルの水道水を飲むたびに「このひと口で100円浮いた」という感覚があります。大げさに聞こえるかもしれませんが、それが積み重なって今の資産形成につながっています。

いらないと思う7つの理由

理由① 日本の水道水は世界トップクラスの安全性

「水道水って体に悪くないの?」とよく聞かれます。わたしは医療者として、この質問に自信を持って答えられます。日本の水道水は安全です。

厚生労働省の基準に基づき、塩素による消毒と定期的な水質検査が行われており、細菌やウイルスなどの危険物質はほぼ含まれていません。かつてはカルキ臭が気になった時代もありましたが、近年は浄水設備の進歩でほぼ感じなくなっています。

むしろ水質基準の厳しさは、ペットボトル水(39項目)より水道水(51項目以上)の方が上です。「ペットボトルの方が安全」というのは思い込みです。蛇口からそのまま飲める国は世界的に見ると多くありません。日本はその恵まれた環境にある国のひとつです。

理由② ウォーターサーバーが水道水より不衛生になることがある

これは少し意外かもしれません。「安全のため」に買ったはずのウォーターサーバーが、使い方次第では水道水より不衛生になることがあります。

ウォーターサーバーのタンクや蛇口周辺は、使用頻度が下がると雑菌が繁殖しやすい環境です。水道水には塩素による除菌効果がありますが、ウォーターサーバーの水にはそれがありません。蛇口を触った手の菌、ボトル交換時に入り込む空気中の菌——これらが水の中で増殖してしまうことがあります。カルキ臭はおいしくないときもあるけど、塩素消毒で発生する臭いなので、ある意味安全の証なのです。

ペットボトルも開封後に口をつければ、数時間で雑菌が増えます。「安全のため」に選んだものが、かえってリスクになることもある。これは知っておいてほしい事実です。カルキ臭がしないので雑菌が繁殖しても違和感に気づくことが難しくなります。

理由③ 電気代「月300円」は古い情報——今や月800〜1,000円が現実

ウォーターサーバーのサイトや比較記事に「電気代は月300円程度」と書かれているものをよく見かけます。でもこれ、何年も前の数字です。

一般社団法人 日本宅配水&サーバー協会も「月300円という電気代の表示は古い情報」と警鐘を鳴らしています。(参考:netkeizai.com)現在の実態は月800〜1,000円です。電気代が上昇傾向にある今後は、さらに増える可能性があります。

電気代だけで年間約1万円。水代・レンタル料・送料を加えると、年間7万円前後が消えていく計算です。

費用項目 月額の目安
水代(ボトル)約2,000〜3,000円
サーバーレンタル料約500〜1,000円
電気代(現在の実態)約800〜1,000円
送料約300〜500円
メンテナンス料約0〜500円
合計(目安)約4,000〜6,000円/月

理由④ 設置しているだけで音がうるさい

これは身内から直接聞いた話です。ウォーターサーバーを設置している友人宅に遊びに行ったとき、「最近、夜中の音が気になって……」と言っていました。

冷蔵庫と同じように、コンプレッサーの稼働音や温度調節のための音が鳴り続けます。さらに水の「ゴボゴボ」という音、ボトルの「ベコッ」という音も頻繁に聞こえてくるそうです。子どもが小さい家庭では、特に夜間の睡眠に影響することもあるかもしれません。

理由⑤ 違約金・契約トラブルの実態(国民生活センターの警告)

国民生活センターのウォーターサーバー相談事例

ウォーターサーバーの契約に関するトラブルは後を絶ちません。国民生活センターの報告によると、以下のような相談が寄せられています。

  • 「解約料をキャッシュバックする」と言われて契約したが、実際は適用外だった
  • 解約時に請求される違約金について、契約時に一切説明がなかった
  • レンタルのつもりが、実際は売買契約になっていた
  • 急かされて契約したが、帰宅後に確認すると説明と異なっていた

違約金の相場は5,000〜20,000円。契約期間が長いほど高額になります。解約時のサーバー返却費用(2,000〜5,000円)が別途かかるケースも多い。「いつでも解約できる」という言葉を真に受けると、あとで高い授業料になります。

理由⑥「おすすめ記事」が溢れる理由——アフィリエイト報酬の構造

ネット上でウォーターサーバーを勧める記事が大量にあります。なぜかというと、アフィリエイト報酬が高いからです。

広告サービスを調べると、新規契約1件あたりの報酬は数千円から1万円以上に設定されているものが多く、高単価案件だと15,000円前後のものもあります。

ウォーターサーバーのアフィリエイト報酬スクリーンショット

これだけの報酬があれば、良い面を強調してでも契約させたくなる。それは自然な話です。記事を書いた人がどこから収益を得ているかを意識するだけで、情報の見え方はまるで変わります。

わたしはこの記事にウォーターサーバーのアフィリエイトリンクを一切貼っていません。報酬を得ることもありません。ただ「不要だ」と本当に思っているから書いています。

理由⑦「水道水は体に悪い」はマーケティングが作り上げた思い込み

ミネラルウォーターが「体に優しい」「おいしい」というイメージは、マーケティングによって作られた側面が大きいです。水道インフラが整っていない海外ではボトルウォーターが当然の選択ですが、そのおしゃれなイメージだけが日本に輸入されてきました。

そのイメージだけで、水道水で十分なのに年間3万6,500円を払い続けることを疑ってほしいと思います。

「なぜこれが勧められているのか」を考える習慣は、資産形成においてとても重要なスキルです。マーケティングの罠に気づく力が、不要な支出を止める第一歩になります。

浮いた7万円をどう使っているか

ウォーターサーバーをやめて浮いたお金を、わたしはオルカンの積立に回しています。毎月の積立額に上乗せするのではなく、「水道水を飲むたびに少しずつ積み立てている」という感覚で続けています。

毎朝マイボトルに水道水を入れるたびに、100円分オルカンを買った気分になります。地味です。でもこれが年単位・10年単位で積み重なると、資産形成に大きく効いてきます。

ウォーターサーバーの年7万円+ペットボトル購入をやめた年3.7万円、合わせると年10万円超の支出削減になります。それを20年間オルカンに積み立て続けたら、複利の力でどれくらいの差になるか——想像するだけでマイボトルへの愛着が増します。

資産形成は、大きな投資判断より先に「不要なものを止める」ことから始まると、わたしは本気で思っています。

まとめ

  • 水道水は世界トップクラスの安全性 — 水質基準はペットボトルの39項目に対して51項目以上
  • ウォーターサーバーが不衛生になるリスクがある — 塩素がないため使用頻度が下がると雑菌が繁殖しやすい
  • 電気代「月300円」は古い情報 — 現在の実態は月800〜1,000円。今後もさらに上がる見込み
  • 動作音が想像以上にうるさい — コンプレッサー音・水音・ボトル音が常時発生
  • 違約金は5,000〜20,000円 — 国民生活センターも注意喚起。解約は思った以上に大変
  • おすすめ記事はアフィリエイト報酬に動機づけられている — 情報の発信源を疑う習慣が身を守る
  • 「水道水は危険」はマーケティングが作った思い込み — 事実を知れば年7万円の無駄を止められる
毎朝リュックに象印のマイボトルを入れてチャリに乗る。水道水を入れるたびに「100円浮いた」と思う。それだけのことが積み重なって、資産形成の大きな差になっていく。

大きな投資をする前に、不要な支出を止めること。それが一番地味で、一番確実な資産形成の第一歩だと思っています。私たちの資産形成の土台は、ここから始まります。
【免責事項】
本記事は情報提供を目的としており、特定の商品・サービスへの契約や解約を勧めるものではありません。記事内の内容はあくまで筆者個人の考えに基づくものです。契約・解約の判断はご自身の状況を十分に考慮の上、自己責任で行ってください。当ブログは最終的な判断や結果について一切の責任を負いかねます。

おすすめのマイボトル

水道水をマイボトルに切り替えるなら、まずこれから試してほしい。わたしが実際に毎日使っている象印のシームレスせん水筒です。パッキンが栓と一体になっているため、洗う点数はたった2点。食洗機にも対応していて、毎日使っても手入れがまったく苦になりません。「洗うのが面倒」という理由でマイボトルを断念している方にこそ、一度試してみてほしい一本です。

象印 水筒 480ml シームレスせん 食洗機対応 SU-AA48-BA
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パッキンが栓に一体化しているため洗う点数はたった2点。食洗機対応で毎日使っても手入れがラク。水道水をマイボトルに切り替えるなら、まずこれから。

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