ABOUT ME
ムクドリ
記事を書いている、ムクドリです。 40歳、大学病院勤務の医師です。世間のイメージとは裏腹に、大学病院の給与は決して高くありません。そんな「薄給」の現実の中で、小学生の男の子が2人います。 数年前まで、「子育てしながらお金を増やすなんて無理だ」と半分あきらめていました。でも、ジュニアNISAをオルカン1本で積み立て、保険を見直し、ムダな支出をひとつずつ削っていくうちに、気づいたら資産所得が生活費を超えていました。いわゆる経済的自立です。 高収入だから達成できたわけじゃありません。特別なことは、何もしていません。 このブログは、その「普通の家庭がやったこと」をそのまま書いた記録です。「うちも同じだ」と思ってもらえたら、それだけで嬉しいです。

※この記事には、PR・アフィリエイトが含まれています。

この記事のポイント

  • 『News Diet』(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)は、ニュースから距離を置くだけで時間・お金・心の余裕が増えると教えてくれる1冊
  • ニュースには「広告へ誘導する」という明確な目的があり、資産形成の大きな邪魔になっている
  • 実際に10日間試したら、妻から「穏やかになった」と言われるほど変化があった
  • いきなり完全断ちが難しければ、「30日のお試しニュースダイエット」から始めるのがおすすめ

「ニュースを見ない人って、情報弱者じゃないの?」

かつての私もそう思っていました。でも今は逆の考えを持っています。

ニュースを見続ける人こそ、時間・お金・心を静かに奪われている。

『News Diet』(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)を読んで実際に1ヶ月試した結果、妻から「最近穏やかになったね」と言われるほど変化がありました。子育てをしながら資産形成を目指している方にこそ届けたい内容です。

News Diet 情報があふれる世界でよりよく生きる方法(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)
書籍
News Diet 情報があふれる世界でよりよく生きる方法
著者:ロルフ・ドベリ(訳:安原実津)
出版社:サンマーク出版/発売日:2021年2月10日
ニュースから距離を置くだけで時間・お金・心の余裕が増える。世界的ベストセラー『Think clearly』の著者が贈る「ニュースダイエット」の実践書。
※本リンクはAmazonアソシエイト・プログラムの広告リンクです。

1. 『News Diet』ってどんな本?

著者のロルフ・ドベリ氏は、世界的ベストセラー『Think clearly』を書いたスイスの作家・実業家です。かつては自他ともに認めるニュース中毒でしたが、あることに気づきます。

「ニュースのおかげで、私は世界をもっとよく理解できるようになっただろうか?良い決断ができるようになっただろうか?」

答えはNOでした。そこから「ニュースを完全に断つ」という実験を始め、その効果をまとめたのが本書です。ドイツのベストセラー誌に掲載され、11か国で翻訳出版されています。

項目内容
書名News Diet(ニュースダイエット)
著者ロルフ・ドベリ(訳:安原実津)
出版社サンマーク出版
発売日2021年2月10日
ページ数302 ページ

2. なぜニュースを断つべきなのか?

① ニュースは「砂糖」と同じ

ドベリ氏はニュースの影響を砂糖にたとえています。甘くて魅力的だけど、摂りすぎると集中力をむしばみ、気づかないうちに中毒になる。毎日スマホをスクロールしてしまう感覚に、身に覚えはありませんか。

② 1年間に浴びるニュースは「2万本」

計算すると、1日あたり約60本。子育てと仕事で忙しい中、この量の情報を消費し続けているとしたら、それだけで相当なエネルギーを消耗しています。

③ ニュースのほとんどは「自分にはどうにもならないこと」

政治家の汚職、芸能人のスキャンダル、海外の紛争――知っても行動に移せないことに脳を使い続けると、意欲は少しずつ削られていきます。これはウォーレン・バフェットも重視する「能力の輪(自分が影響を及ぼせる範囲)」の概念と一致します。

④ ニュースの本当の目的は「広告への誘導」

ここが個人的に一番刺さったポイントです。

刺激的な見出し → クリック → 広告を見せる

このビジネスモデルがある以上、ニュース側が優先するのは「読者に本当に役立つ情報」ではなく「注目されるネタ」です。芸能人の熱愛ニュースがスマホ画面に流れてきても、あなたの人生や資産形成に何の関係もないですよね。

3. ニュース断ちを始めたきっかけ【体験談】

私がこの本に出会ったのは、投資信託の記事を調べていたときです。

「オルカン(全世界株式インデックスファンド)をおすすめしない」という記事が大量にあることに違和感を覚えました。読んでみると中身は薄く、不安を煽ってアクセスを稼ぐだけのものがほとんど。実際にはオルカンはその後も好調を維持しています。

「これってニュース全般に言えることじゃないか?」

本書を読んで、完全に腹落ちしました。

ニュースの目的は広告を見せること。不安を煽るほどクリックされる。オルカン以外の高手数料商品に一人でも手を出させれば、メディアの大勝利。

つまり「ニュースから距離を置く=お金と時間を守る」。資産形成にとって、これは最強の防御策です。

4. ニュース断ち10日間で起きた4つの変化

変化①:時間がとにかく増えた

スマホでXをスクロールしていたら気づけば30分経過――以前は毎日のことでした。ニュースを断つだけで、毎日1時間近い時間が手元に戻ってきます。

その時間で読書、副業のブログ執筆、投資の勉強、家族との時間――資産形成に直結することに使えます。

変化②:無駄な買い物が減った

ニュースを見ない → 広告に触れない → 「欲しい」という衝動が減る → 余計な支出が減る。

この連鎖は想像以上に効果的でした。子育て世代の家計にとって、じわじわ効いてきます。

変化③:感情が穏やかになった

これが一番の驚きです。ある日、妻から「最近いつもより穏やかになったね」と言われました。

自分では気づいていませんでしたが、「増税が…」「社会保険料が…」と憤りながら読んでいたニュースが、じわじわとストレスを蓄積させていたようです。自分ではどうにもできないことに、エネルギーを使い続けていたわけです。

変化④:「時事ネタについていけない」問題は?

正直、ほぼ困りませんでした。本当に重要なニュースは職場や家族の会話の中で自然に耳に入ってきます。「周りの人がダイジェストして教えてくれる」感覚です。

天気予報や災害情報など、生活に直結する情報だけアプリで軽くチェックすれば十分。これはドベリ氏本人も認めています。

5. 無理なく始めるニュースダイエット3ステップ

「いきなり完全断ちは難しい…」という方に向けて、私が実際に試した方法を紹介します。

ステップ①:スマホからニュースアプリを削除する

Yahoo!ニュース、SmartNews、グノシーなど。ホーム画面から1タップでアクセスできる状態をまず終わらせます。

ステップ②:ブックマークと通知をすべてオフにする

「根性で見ない」ではなく「そもそも目に入らない仕組みを作る」のがポイント。意志力でクリックの誘惑に勝つのは限界があります(これは本書でも強調されています)。

ステップ③:まず30日間だけ試してみる

本書で推奨されている「30日間のニュースダイエット」を1つの目安にしてください。多くの人が30日後に「なくても全然大丈夫だった」と気づき、自然と戻りたくなくなります。私もそうでした。

6. こんな人に特におすすめ

  • なんとなく疲れているけど原因がわからない
  • お金を貯めたい・投資を真剣に始めたい
  • SNSやニュースを開く時間が長いと感じている
  • 子育てや仕事で自分の時間が確保できていない
  • 集中力の低下を感じている
  • 読書や学びに使う時間を増やしたい

1つでも当てはまるなら、今すぐ読む価値があります。

7. 気になった点・デメリットも正直に書きます

『Think clearly』との内容の重複:ドベリ氏の前作を読んでいると「これ見たな」という部分もあります。ただ、ニュースに特化した内容として深掘りされているので、単体でも十分な価値があります。

主張がやや極端:「完全に断て」というスタンスのため、仕事上どうしても情報収集が必要な方は自分なりにアレンジが必要です。

災害・緊急情報は別扱いで:命に関わる情報まで断つ必要はありません。ここは誰もが最初に気になる点なので、安心してください。

8. まとめ:ニュース断ちは「最強の自己投資」

1ヶ月試して得られたものをまとめます。

項目変化
時間毎日約1時間が戻ってきた
お金衝動買い・情報商材への反応が激減
感情家族に「穏やかになった」と言われるレベル
集中力長文が最後まで読めるようになった
資産形成読書・副業・投資勉強の時間が増加

ニュースを断つ=時間・お金・心の余裕を取り戻すこと。

「資産形成を頑張りたい」と思っている方にとって、この本は必読書です。書籍代はすぐに回収できます。むしろ読まないまま毎日ニュースに時間とお金を奪われ続ける方が、はるかにもったいない。

ぜひ1冊手に取って、「ニュースフリー生活」の第一歩を踏み出してみてください。

News Diet 情報があふれる世界でよりよく生きる方法(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)
書籍
News Diet 情報があふれる世界でよりよく生きる方法
著者:ロルフ・ドベリ(訳:安原実津)
出版社:サンマーク出版/発売日:2021年2月10日
ニュースから距離を置くだけで時間・お金・心の余裕が増える。世界的ベストセラー『Think clearly』の著者が贈る「ニュースダイエット」の実践書。
※本リンクはAmazonアソシエイト・プログラムの広告リンクです。

ちょっとした疑問

Q. 子どものニュース視聴についてはどう考えるべき?

A. 本書では子どもの前でテレビから情報を垂れ流し続けることは避けるべきとされています。わたしの家庭ではテレビは全員が集まるリビングには置いていません。

この記事は『News Diet』(ロルフ・ドベリ著/サンマーク出版)の内容と、ブログ著者の実体験をもとに書かれています。