資産形成は家計管理から!お金を増やすためのシンプルなステップ「投資の前に家計管理」が正解だった話|薄給の勤務医が実践したシンプルな方法
公開日:2024年12月19日更新日:2026年4月27日
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目次
この記事のポイント
- 資産形成のスタートは「投資」ではなく「家計管理」から
- 家計収支をプラスにできない人は、いくら投資しても資産は増えない
- 「身の丈に合った生活」が、家計収支のプラスを守る一番の近道
- 大きなローンを避けるだけで、資産形成のスピードは大きく変わる
「投資を始めれば、お金が増えるはず」
「NISAをやれば、将来は安心になるはず」
少し前のわたしも、そう思っていました。でも実際にやってみると、毎月の家計が赤字のままだと、投資のスピードは上がらないしせっかく積み立てた投資信託をいずれ取り崩すことになります。これでは資産は増えません。
大学病院の給料は、世間のイメージほど多くありません。子どもが2人いて、教育費もこれから本番です。そんなわが家がたどり着いた結論は、シンプルでした。
資産形成のスタートは「投資」ではなく、「家計管理」から。
この記事では、薄給の勤務医であるわたしが実際にやっている、家計収支をプラスにするための具体的な方法を共有していきます。難しいことはひとつもありません。
1. 資産形成は「家計管理」から始まる
「資産形成」と聞くと、株や投資信託の話を思い浮かべる方が多いと思います。わたしも数年前まではそうでした。でも、家計が赤字続きの状態でいくら投資をしても、資産は増えていきません。
そもそも「資産」とは何か
ここで言う資産形成の「資産」とは、お金を生み出してくれるものを指します。具体的には、株式、債券、不動産などです。
ちなみにマイホームは、住居としての役割は大きいものの、それ自体がお金を生み出すわけではないので、ここでは「資産」には含めません。
| 分類 | 具体例 | お金を生むか |
|---|---|---|
| 資産 | 株式、債券、投資信託、賃貸用不動産 | ○ |
| 資産ではないもの | マイホーム、マイカー、家電、家具 | × |
| 負債 | 住宅ローン、カーローン、リボ払い残高 | マイナス(利息で資産を減らす) |
友情や愛情など、お金に換算できない大切な資産もたくさんありますが、この記事ではお金の話に絞って書いていきます。
2. 資産を増やすには「家計収支」をプラスにすること
資産形成をするためには、当然ながら、資産を買うためのお金が必要です。そのお金はどこから来るかというと、ほとんどの場合、毎月の家計の余りからです。
遺産相続などでまとまったお金を得るケースを除けば、家計収支がプラスでないと資産は増やせない。これがすべての出発点になります。
家計収支がプラス → 余ったお金で資産を買える
家計収支がマイナス → 持っている資産を取り崩すことになる
家計が赤字続きだと、どれだけ資産を持っている人でも、いずれその資産を減らしていきます。逆に、家計収支がほんの少しでもプラスなら、その差額を毎月コツコツ投資に回すだけで、資産は時間とともに育っていきます。
スマホ、保険などの大きな固定費をしっかり見直すことが大事です。わたしの体験談ですが、その2つを見直すだけで年間約45万円の支出削減に成功しました。家族4人の外食が1回1万円として45回いけちゃう計算です。これに気づいて、削減を実行したときのすっきり感といえばこのうえなかったです。
↓↓わたしのスマホ、保険削減の体験談です。
家計収支をプラスにする3つのアプローチ
家計収支をプラスにする方法は、突き詰めれば3つしかありません。
家計収支をプラスにする3つの道
- 収入を増やす(昇給・副業・配偶者の就労など)
- 支出を減らす(固定費の見直し・ムダ支出の削減)
- その両方を同時にやる(最も効果が大きい)
このうち、わたしが最初に取り組んだのは「支出を減らす」でした。理由は単純で、収入は自分でコントロールしにくいけれど、支出は今日からコントロールできるからです。
具体的には、保険の見直しと、格安SIMの契約という固定費削減から始めました。これだけで、月に数万円単位で家計収支がプラス側に動きました。
3. 「身の丈にあった生活」で収支のプラスを守る
家計収支をプラスにできても、それを「守る」ことはまた別の話です。少し収入が増えると、ついそれに合わせて生活レベルを上げてしまう。これが資産形成の最大の落とし穴だと感じています。
わたしは医師になってもお金の使い方が変わらなかったので 、今の薄給勤務医でも十二分に家計を赤字にすることができています。今は料理も好きで移動も自転車だけです。家族を除いた自分だけなら、その頃より今のほうがお金をもしかしたら使っていないかもしれません。
大きなローンは「身の丈に合っていない」サイン
家計収支をプラスに保つために、わたしが特に気をつけているのは、大きなローンを組まないことです。
住宅ローンやカーローンは、その代表格です。マイホームやマイカーを持つこと自体が悪いわけではありません。ただ、多額のローンを組んで無理をした買い物をすると、毎月の返済が家計を圧迫し続け、資産形成のスピードがガクッと落ちます。
| 選択 | 毎月の返済 | 家計への影響 |
|---|---|---|
| 身の丈を超えた住宅ローン(フルローン) | 多い | 家計収支が常にギリギリ。投資に回せる額が小さい |
| 収入に見合った住宅選択(頭金あり・無理のない返済額) | 適度 | 家計収支に余裕。毎月コツコツ投資に回せる |
| 賃貸 or 現金購入 | なし or ゼロ | 住居費は出ていくが、家計の自由度は最大 |
例えば、現金100万円しか持っていない人が、1000万円もする高級外車をローンで買う。これは典型的な「身の丈に合わない買い物」です。資産形成を目指すなら、中古の国産車など、収入や資産に見合った選択をしたほうが、結果的に何倍もラクになります。
大きなローンを組まないだけで、資産形成のスピードは2〜3倍変わると、わたしは実感しています。
買い物前のセルフチェック
- これを買ったあと、毎月の家計収支はプラスのままか?
- ローンを使わずに、現金で払える範囲か?
- この支出は、5年後の自分から見ても納得できるか?
- 「収入が上がったから」を理由にしていないか?
この4つに「はい」と答えられないなら、その買い物はたいてい身の丈を超えています。
4. 家計管理を始める2ステップ
「家計管理が大事なのはわかった。でも、何から始めればいいの?」という方のために、わたしたちが実際にやった順番を共有します。
収入と支出を「見える化」する
家計簿アプリでも、ノートでもOK。まず1ヶ月、何にいくら使っているかを記録するだけ。これだけで「えっ、こんなに使ってたの?」という発見が必ずあります。わたしは家計簿アプリの「マネーフォワードfor住信SBIネット銀行」を使っています。住信SBIネット銀行のユーザーなら10件まで口座を無料登録して使えます。
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固定費から見直す
食費や光熱費を削る必要はありません。効果が小さすぎるからです。そのかわりに保険・通信費・サブスクなどの固定費を点検します。一度見直せば、その効果は毎月続きます。わが家は保険の見直しだけで月2万円以上、家計収支がプラスに動きました。
この2ステップは、特別な知識もテクニックもいりません。わたしのような「数字が得意でも、根気があるわけでもない普通の人」でも続けられた方法です。
5. 良い支出と悪い支出を見分ける
家計管理というと「節約」のイメージが強いですが、わたしは「すべての支出を減らす」ことが正解だとは思っていません。むしろ、削るべき支出と、削るべきでない支出を見分けることのほうが大切です。
✅削らないほうがいい支出
- 子どもの体験・経験への投資
- 健康に関わる食事・睡眠
- 時間を生み出す家電(食洗機・乾燥機など)
- 本・学びへの投資
❌真っ先に削るべき支出
- 使っていないサブスク
- 過剰な保険
- 大手キャリアの通信費
- 「ご褒美」と称する不要な外食・買い物
削るべき支出を削って、削るべきでない支出にお金を回す。これができると、家計はプラスに保ちながら、生活の満足度はむしろ上がります。「節約=つらいもの」というイメージは、ここを混同しているから生まれるんだと思います。
6. まとめ:家計管理を制する者が、資産形成を制す
資産形成というと、つい「どの投資信託を買うか」「どのタイミングで買うか」という話に意識が向きがちです。でも、その前段にある「家計収支をプラスにする」という土台がないと、投資の成果はほとんど出ません。
わが家がやってきたことを振り返ると、こんな変化がありました。
| 項目 | 家計管理を始める前 | 家計管理を始めた後 |
|---|---|---|
| 家計収支 | 毎月プラス | 毎月大きくプラス |
| 支出の把握 | 夫婦ともよくわかっていない | 夫婦で見える化 |
| 保険 | 勧められるまま大手・対面で加入 | 必要最小限に整理 |
| 投資 | 気が向いたときに投資 | 資産全体を把握してポートフォリオを組んでリスク管理 |
| 気持ち | 「子育てしながら資産形成は無理」 | 「コツコツやれば余裕」 |
大事なのは、ひとつひとつは地味で、特別なテクニックがいらないということです。「収入を超えない支出に整え、余りを淡々と投資に回す」。本当にこれだけです。
家計収支がプラスになると、心にも余裕が生まれます。お金のためにもっと働く時間を増やさなきゃという感覚はなくなり、適切な量の仕事をして家族と子どもとの楽しい時間をたくさん作ることができる。これが、資産形成の本当のメリットなのかもしれません。
7. ちょっとした疑問(Q&A)
Q1. 家計簿は手書きとアプリ、どちらがいいですか?
続けやすいほうで大丈夫です。わが家はアプリを使っていますが、毎月の収支がざっくり把握できればツールは何でもいい、というのが正直なところです。続かないと意味がないので、最初は一番ラクな方法を選んでみてください。
Q2. 住宅ローンを組むのは、やめたほうがいいですか?
すべて否定しているわけではありません。問題は「身の丈を超えた金額」を借りることです。将来も同じ仕事をしているか、インフレに負けない給料をもらっているかもわからない不透明な時代ですからね。
子育てをしながら経済的自立を達成したわたしが実践している、資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。気付かずにはまっているお金の落とし穴を回避するヒントになれば嬉しいです。
※保険や投資の方針については、当ブログの著者の見解を記事にしています。保険や投資について絶対の正解はありません。保険・投資の最終判断についてはご自身で記事の内容を解釈の上、自己判断・自己責任でよろしくお願いします。当ブログでは最終的な責任は負いかねます。
