わたしが資産形成をするにあたって大いに参考にさせていただいている故・山﨑元氏の記事がDIAMOND onlineに掲載されていましたので、それと絡めてわたしがミネラルウォーターについて日々思っていることを、つらつら書いていきたいと思います。
https://diamond.jp/articles/-/352251?page=2
マーケティングとは、多くの場合、実際の価値以上に製品やサービスを美化し、消費者に購入を促す手法です。
もちろん、全てのマーケティングが悪いわけではありませんが、その一部には、消費者を誤導するものが多く含まれています。
特に日常的に購入されている商品がその典型で、私たちが普段何気なく手に取るものの中にも、マーケティングの策略が潜んでいるのです。
例えば、ミネラルウォーターやウォーターサーバーは、私たちの生活の中で一般的なものとなっていますが、その購入の是非を改めて考えるべきだと思います。
実は、日本の水道水は国際的に見ても高い水準で安全であり、飲用として問題ありません。
それにもかかわらず、ミネラルウォーターを購入する人が後を絶たないのは、そこに巧妙なマーケティングが作用しているからではないかと思います。
水道が発達していない海外のおしゃれな地区に設置されていることで、ウォーターサーバーに良い印象を持っているという説もあります。
ミネラルウォーターの実態:コストと利便性
まず、ミネラルウォーターのコストを考えてみましょう。
水道水と比較すると、ミネラルウォーターはおよそ1000倍の価格で販売されていることが多いです。
この金額の差は、日々の小さな積み重ねを通じて、大きな支出へとつながります。
例えば、1日1本、100円のミネラルウォーターを買っていると、年間で36,500円の支出になります。
水道水でも十分なクオリティに達しているのに、それほどの金額を費やす理由はあるのでしょうか?
これが、マーケティングによる「嘘のラッピング」の代表例なのではないかとわたしは考えます。
さらに、ウォーターサーバーを導入する家庭やオフィスも増えていますが、これもまた利便性を訴求する一方で、実際の生活においては必ずしも最適とは言えません。
- 重くて運搬が難しい
- 開封後の品質保持に問題がある
塩素が含まれていないため、開封後のミネラルウォーターやウォーターサーバーは菌が繁殖しやすい環境になります。
そのためウォーターサーバーは常に電源を入れて温度管理を必要があるため、電気代というコストもさらに増えます。
さらに、重たいため輸送のコストも大きく環境によろしくないです。
ミネラルウォーターが水道水より優れているような気は、やはりしません。
飲料のマーケティングから解放されれば、使えるお金は増える
ミネラルウォーターやウォーターサーバーをやめるだけで、自由に使えるお金は増えます。
これは、小泉進次郎環境大臣が「飲料の購入をやめて、水道水を飲めば所得が増える」と言ってバッシングを受けていましたが、わたしはこの意見には大いに賛成です。
毎月の飲料水にかかるコストをカットし、同じ金額を投資や貯蓄に回すことで、長期的に見ればそれだけでも非常に大きな財産を築くことが可能です。
また、今回水を例にとったように、マーケティングの上にある不要なものに気づくということは資産形成をする上で大切なことです。
現代社会では、マーケティングの力によって必要以上に高額なものや不要なものを手に取ってしまうことが多々あります。
これに抗うためには、消費者自身が正しい知識を持ち、冷静な判断を下すことが必要です。
マーケティングの嘘の参考例
山﨑元氏の記事の中では、以下のようなものが紹介されています。
氏は上2つを、まるでたこが自分の足を食っているようなものだと痛烈に批判しています。
高配当株にはそこまで言わなくてもいいんじゃ…笑
上の例のようなものは、大して必要なさそうと思う人は多いのではないでしょうか?
マーケティングを見破ることで、余計な支出を減らすことができ、より効率的な資産形成をすることができるとわたしは考えています。
子育てをしながら経済的自立 (働かなくても生活できる) を達成した著者が実践している資産形成の方法や考え方を毎日更新しています。ぜひ、ブログを読んでみてください。気付かずにはまっているお金の落とし穴を回避できるかもしれませんよ。
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